肝臓が長い間悪い人は食道静脈瘤に注意が必要
肝臓病患者さん肝臓病患者さん

肝臓の病気の人は胃カメラをした方がいいと言われました。それはどうしてですか?

金子吉弘金子吉弘

慢性肝炎の結果、肝臓の線維化が進行しているような人は、胃カメラの検査を受けた方がいいです。それはなぜかというと、食道静脈瘤ができやすいからです。

肝臓病患者さん肝臓病患者さん

食道静脈瘤っていったい何ですか?

金子吉弘金子吉弘

食道の粘膜の下には、静脈が走っています。その静脈の壁が膨れて瘤(こぶ)のようになったのが食道静脈瘤です。

肝臓病患者さん肝臓病患者さん

食道静脈瘤があるとどういう問題があるのですか?

金子吉弘金子吉弘

一番怖いのはそこから出血することがあるという点です。食道静脈瘤から出血することを食道静脈瘤破裂と言ったりします。

肝臓病患者さん肝臓病患者さん

食道静脈瘤って破裂するのですか?

金子吉弘金子吉弘

破裂と表現はしますが、実際には風船がバンってはじけるように破裂する訳ではありません。粘膜が傷ついて血管と交通すると、そこから血がでるんです。その勢いは、じわじわとゆっくり血が出ることもあるし、ぴゅーっと血が噴き出すこともあります。

肝臓病患者さん肝臓病患者さん

痛みとか何か症状はありますか?

金子吉弘金子吉弘

痛みをメインで訴える方はあまりいません。吐血といいますが、血を吐く人がいます。便が真っ黒くなって来院される方もいます。血を吐かないまでも、なんとなくむかむかして気持ち悪いという症状の方もいます。

肝臓病患者さん肝臓病患者さん

症状がない方もいるのですか?

金子吉弘金子吉弘

症状がない方もいます。そういう人は、血液検査で貧血が進行したのをきっかけに胃カメラをした結果、食道静脈瘤破裂が原因だったというパターンが多いです。

肝臓病患者さん肝臓病患者さん

胃カメラの検査はあまり好きではありませんが、血を吐くのは怖いので、検査を受けるようにします。