B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの医学史上の違い

B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスは、どちらも肝炎ウイルスの代表です。

この記事では、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの医学の歴史上の違いについて解説します。

まず、これらのウイルスがヒトにいつ頃、感染するようになったのかを説明します。

B型肝炎ウイルスは、有史以前にすでにヒトに感染していたと考えられています。それに対して、C型肝炎ウイルスは、約200年前にヒトに感染するようになったと考えられています。

次に、日本にこれらのウイルスが入ってきた時期についてみてみます。

B型肝炎ウイルスは、縄文時代に日本に侵入したと考えられています。それに対して、C型肝炎ウイルスは、約100年前に日本に侵入したと考えられています。

ウイルスが発見された時期についてもみてみましょう。

B型肝炎ウイルスは、1964年に発見されました。これに対して、C型肝炎ウイルスは、1989年に発見されました。

次に、治療についてみてみます。

B型肝炎やC型肝炎の治療として、インターフェロンは有名です。

インターフェロンがそれぞれのウイルス性肝炎に対して使われるようになった時期をみてみましょう。

B型肝炎に対してインターフェロンが使われるようになったのは、1986年です。それに対して、C型肝炎に対してインターフェロンが使われるようになったのは、1992年です。

しかし、一定の効果を認めましたが、インターフェロンは劇的に肝炎をよくするものではなかったのでした。また、副作用も強く、治療継続が難しい症例も多くありました。

ところが、B型肝炎では、2000年に拡散アナログ製剤が使われるようになり、治療の結果が著しくよくなりました。さらに、C型肝炎では、2014年に 最初の直接作用型抗ウイルス剤が使われるようになり、現在ではほぼ100%、治癒するようになりました。

以上、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスのヒトへの感染時期や日本への侵入の時期、ウイルスの発見の年代や治療についての違いについて解説しました。