プロテインは肝臓にいいのか悪いのか
アスリートさんアスリートさん

筋肉をつけたくてプロテインを飲んでいるのですが、できるだけ早くたくさん筋肉をつけるために、ついプロテインを飲みすぎてしまうんです。プロテインを飲みすぎて肝臓を悪くすることはあるのでしょうか。

金子吉弘金子吉弘

健康な人がプロテインを少し多く飲んだとしても、通常はとくに悪影響はないと思います。もっとも、説明書にある用法・容量はそもそも守った方がいいとは思いますが。

でも、プロテインといっても、ただのタンパク質なので、肉を食べ過ぎたからといって、肝機能障害はでないのと同じように、プロテインを取りすぎたからといってすぐに肝機能障害を引き起こすわけではないと思います。

ただ、プロテインといっても、サプリメントの一種みたいなものですから、薬剤性肝障害の原因になることはあると思います。

アスリートさんアスリートさん

薬剤性肝障害って何ですか。

金子吉弘金子吉弘

薬が原因で起こる肝機能障害があります。これを薬剤性肝障害といいます。薬といっても、いわゆる病院で出される薬や薬局で売っている薬だけでなく、通販などで変えるサプリメントや漢方薬、健康食品など、幅広く含みます。

アスリートさんアスリートさん

プロテインを飲みすぎると肝機能障害が起こることがあるのですね。

金子吉弘金子吉弘

飲みすぎても飲みすぎなくても、肝障害はでるときはでると考えた方がいいと思います。それはプロテインに限らず、さっき言った薬やサプリメント、健康食品全般について言えることです。

アスリートさんアスリートさん

プロテインを飲むときは、当たり前ですが用法・容量を守るのがベストということですね。また、飲みすぎたからと言って、すぐに肝機能障害がでるわけではないけれども、一定の確率では薬剤性肝障害が起こりうるんですね。

金子吉弘金子吉弘

そうです。もっというと、タンパク質をとる目的なら、私個人の考えでは、プロテインなどの化学製剤ではなく、鶏肉や豆腐、納豆などの自然素材でとってほしいですけどね。

アスリートさんアスリートさん

どうしてですか。

金子吉弘金子吉弘

プロテイン製剤には、筋肉の原料となるタンパク質だけでなく、いろいろな添加物が含まれていますからね。これらが仮に薬剤性肝障害の原因にならなかったとしても、カラダにはよくないんじゃないでしょうか。

アスリートさんアスリートさん

トレーニングにあわせて毎回鶏肉食べるとかできません。

金子吉弘金子吉弘

現実的にはそうですよね。それに、現代ではプロテインを飲まなくても食品添加物はどうしてもカラダに入ってきてしまいますしね。

アスリートさんアスリートさん

ところで、プロテインがカラダにあわなくて先程話しにでた薬剤性肝障害になってしまった場合、どういう症状がですのですか。

金子吉弘金子吉弘

肝臓は沈黙の臓器と言われていますから、軽い肝機能障害だけでしたら、何も症状がでないと思います。血液検査をすれば肝臓の数値が高くなっていてみつかると思います。重度の肝機能障害まで至った場合は黄疸がでてカラダが黄色くなったりかゆくなったりします。食欲がなくなって食事が食べられなくなったり、カラダがだるくて仕方なかったり、吐き気がしたり気持ち悪かったりします。

アスリートさんアスリートさん

軽い肝機能障害は血液検査をしないと分からないのでしたら、プロテインを飲んでいる期間は定期的に病院で血液検査をしてもらった方がいいですか。

金子吉弘金子吉弘

プロテインが原因で肝機能障害を起こす人は少ないです。プロテインを飲んでいる人がみんな血液検査を希望して病院を訪れたら、病院も大変です。何か体調不良を感じたら医療機関を受診するというのがいいと思います。

アスリートさんアスリートさん

分かりました。肝機能障害が強くでた場合の症状である黄疸や食欲不振、吐き気、だるさなどに注意します。そのような症状がでたら医療機関で血液検査をして調べてもらうようにします。