肝硬変

肝硬変で足がつって痛む場合のの治療法

こむら返りとは

こむら返りとは足がつることをいいます。

ちなみに、「こむら」は「ふくらはぎ」の昔の呼び方です。

漢字では「こむら」と「ふくらはぎ」のどちらも「腓」と書きます。

ふくらはぎ、すなわち、すねの裏側の筋肉がけいれんすることをこむら返りというわけです。

肝硬変ではこむら返りが起きやすい

肝硬変の人は、筋肉のけいれんが起きやすいです。

全身の筋肉がけいれんしやすくなりますが、とくにふくらはぎの筋肉がけいれんして困るという方が多いです。

肝硬変でこむら返りが起きやすい原因は不明

上記で説明した通り、肝硬変の人は筋肉のけいれんが起きやすいです。

とくにこむら返りが起きやすいです。

しかし、その原因は詳しくわかっていません。

こむら返りの治療薬

肝硬変の人でこむら返りに悩まされている人は、芍薬甘草湯という漢方薬を飲むと症状がおさまったり、軽くなったりすることがあります。

そのため、病院ではよく処方されます。

また、最近では、体のカルニチンが足りないことが筋肉のけいれんの原因である可能性があるといわれています。

カルニチンを補うための薬として、エルカルチンという薬も筋肉のけいれんにたいして処方されます。

分岐鎖アミノ酸製剤も有効

肝硬変の人のこむら返りに対して、芍薬甘草湯とエルカルチンが処方されると上で述べました。

ほかにもう一つ、分岐鎖アミノ酸製剤もこむら返りに対して有効な可能性があります。

分岐差アミノ酸製剤は肝硬変患者さんで栄養状態があまりよくなく、血液中のアルブミンが低い状態になっている人は、それに対しても処方されます。

ですから、肝硬変患者さんではこむら返りがなかったとしても、もともと処方されて服薬されている方が多いことでしょう。

しかし、こむら返りがあり、血液中のアルブミンも低いのにも関わらず、分岐鎖アミノ酸製剤を処方されていないという方は、主治医に処方を検討していただくようにお願いしてみてもいいと思います。

まとめ

肝硬変ではこむら返りという、ふくらはぎの筋肉のけいれんが起きやすいです。

治療薬としては、芍薬甘草湯という漢方薬、エルカルチン製剤、低アルブミン血症がある場合には分岐鎖アミノ酸製剤が処方されます。