はじめに
肝臓は右葉と左葉に分けられます。

右葉はさらに前区域と後区域に、左葉はさらに内側区域と外側区域に分けられます。

これらは区域と呼ばれます。
区域はさらに亜区域に分けることができます。
この記事では肝臓の亜区域について解説します。
肝臓の亜区域:S1~S8
肝臓は下記のような亜区域に分けることができます。
このS2やS3などの名称がつけられているのが肝臓の亜区域です。
亜区域はS1からS8までの8つがあります。
上の画像だとS1が見えません。さらに、境界も分かりにくいです。
次の画像はそれぞれの亜区域を分離して分かりやすくあらわしてくれているのでみてみましょう。
S4の奥にあるのがS1だということが分かります。
S1は尾状葉です。
区域と亜区域の関係
区域をさらに分けたのが亜区域でした。
具体的に、どの区域がどの亜区域に対応しているのかをみてみましょう。
前区域はS5とS8に、後区域はS6とS7に分けられます。S7とS8が上側にあり、S5とS6は下側にあります。
内側区域はS4に相当します。
外側区域はS2とS3に分けられます。S2が上側にあります。
まとめ
この記事では肝臓の亜区域について紹介しました。
肝臓はS1からS8までの亜区域に分けることができます。
前区域はS5+S8、後区域はS7+S6、内側区域はS4、外側区域はS2+S3でした。
S1は尾状葉です。